元工作員が語る ロシア、デマ拡散サイバー部隊 - 日本経済新聞(2016年12月19日)

(1/3)http://www.nikkei.com/article/DGXMZO10735930W6A211C1000000/
(1/3)https://megalodon.jp/2016-1219-1613-19/www.nikkei.com/article/DGXMZO10735930W6A211C1000000/

欧米諸国がロシアのプーチン政権による「情報テロ」への警戒を強めている。対外発信を強化するロシア国営メディアのプロパガンダ(宣伝活動)に加え、ネット上の情報工作により各国の市民への影響力の拡大を図っているとみられている。ロシアは関与を否認するが、ネット世論を操作する「トロール部隊」の拠点が少なくともサンクトペテルブルクに1つある。


(2/3)http://www.nikkei.com/article/DGXMZO10735930W6A211C1000000/?df=2
(2/3)http://megalodon.jp/2016-1220-0940-44/www.nikkei.com/article/DGXMZO10735930W6A211C1000000/?df=2

(3/3)http://www.nikkei.com/article/DGXMZO10735930W6A211C1000000/?df=3
(3/3)http://megalodon.jp/2016-1220-0941-14/www.nikkei.com/article/DGXMZO10735930W6A211C1000000/?df=3

オバマ米政権はロシアとの関係改善を主張するドナルド・トランプ氏が勝利した11月の米大統領選にロシア政府がサイバー攻撃により介入したと断定した。同時にフェイスブックの「ニュースフィード」を通じて拡散した偽情報が米大統領選に影響したとの批判も高まっている。
英独の情報当局はロシアの「攻撃」に相次ぎ懸念を表明した。メルケル独首相は11月、「ロシア発の虚偽情報とネット上の攻撃への対応を日々迫られている」と危機感をあらわにした。
クレムリン草の根運動の破壊力を認識している」とロシアの元情報機関員は話す。ネット上の情報工作は各国の社会に「人工芝」を植える作業だという。日本も標的にならないとは限らない。