停止中の東海第二原発で放射性廃液漏れ 屋外流出はなし - 朝日新聞(2016年6月3日)

http://www.asahi.com/articles/ASJ627D1ZJ62ULBJ00H.html
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日本原子力発電は2日、停止中の東海第二原発茨城県東海村)の廃棄物処理棟内で放射性廃液が漏れた、と発表した。漏れた量は約750リットルで、表面からは国の基準の約40倍にあたる1平方センチあたり1700ベクレル相当の放射線を出していた。屋外への漏れは確認されていない。
原電によると同日午後2時55分ごろ、廃棄物処理棟地下にある廃液の処理装置が置かれた部屋に、液体がたまっているのを作業員が発見した。漏れた廃液は処理装置を囲む堰(せき)内にとどまっている。配管から漏れた可能性があるという。