一致団結し安保法廃止を さいたまで87団体など1万人余「総行動」:埼玉 - 東京新聞(2016年3月7日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201603/CK2016030702000197.html
http://megalodon.jp/2016-0307-1002-12/www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201603/CK2016030702000197.html

安全保障関連法の施行を前に同法の廃止を求める市民集会が六日、さいたま市のJR大宮駅近くの鐘塚公園で開かれた。次々と意見を発表するリレートークやパレードがあり、参加者たちは「立憲主義を取り戻そう」と呼び掛けた。
集団的自衛権行使を容認した一昨年の閣議決定に抗議し、県内各地で活動する市民団体などでつくる「オール埼玉総行動実行委員会」が主催。埼玉弁護士会などが後援し、八十七団体、約一万百人(主催者発表)が参加した。
実行委員長の小出重義さんは「私たちは歴史上の瀬戸際に立っている。一致団結し、立憲主義に反する戦争法をたたきつぶすまで共に頑張ろう」と主張。リレートークでは、幼児の母親や学生らが「平和を守るために戦っていこう」「安保関連法を廃止に追い込んでいこう」と訴えた。
参加者たちは集会後に同公園周辺で行進し、「憲法九条を壊すな」「埼玉から戦いを盛り上げよう」などと声を張り上げた。