http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201511/CK2015112202000145.html
http://megalodon.jp/2015-1122-1014-32/www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201511/CK2015112202000145.html
県教育委員の長谷川智恵子氏（７１）が、子どもの障害の有無について「妊娠初期に分かるようにできないか」などと発言した問題で、当初「問題ない」としていた橋本昌知事が二十一日、臨時会見を開き「発言全てに問題ないと言ったのではない」と釈明する一方「軽率だったと深く反省している」と頭を下げた。
橋本知事は会見で、長谷川氏の「事実を知って産むかどうか判断する機会を得られるのは悪いことでない」という考えに対し「問題ないと話した」とし、「予算が掛かるから（出生前診断を）やれという意見には同意できない」と強調した。任命責任について「重く受け止めている」と話し「特別支援教育の充実に努力する」と述べた。抗議について「厳しく指弾する声もあり、しっかり受け止めて行政運営に生かしていく」と沈痛な面持ちで話した。
長谷川氏は近く正式に辞職届を提出、二十四日の臨時教育委員会で認められる見込み。
