安保法成立後 初の県議選 政権批判票が共産に - 東京新聞(2015年10月27日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015102702000123.html
http://megalodon.jp/2015-1027-0913-38/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015102702000123.html

他国を武力で守る集団的自衛権を柱とした安全保障関連法の成立後、初の都道府県議選となった宮城県議選(定数五九)。自民党は七人が落選し、選挙前を四下回る二十七議席に。目標とした単独過半数(三十議席)を割った。安保法や原発再稼働への反対を主張した共産党は倍増の八議席を得て、県議会第二党になった。 (高山晶一、篠ケ瀬祐司)
 二十五日の選挙では、二十三選挙区に八十六人が立候補し、うち十六選挙区で投票が行われた。投票率は過去最低の40・03%(前回比1・66ポイント減)。与党は安倍政権の経済政策の成果などを訴え、野党は安保法や環太平洋連携協定(TPP)の問題点を指摘した。