安保法との戦いをやめない 議員、識者ら文京区で集会 - 東京新聞(2015年10月9日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015100902000132.html
http://megalodon.jp/2015-1009-0911-51/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015100902000132.html


安全保障関連法に抗議する「10・8戦争法廃止!安倍内閣退陣!総がかり行動集会」が八日、東京都文京区の文京シビックホールであった。千七百五十人(主催者発表)が参加し、野党の国会議員や学識者、市民団体メンバーらが「成立してしまったが、引き続き戦おう」と訴えた。
主催は、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会。学識者や弁護士から「国会による憲法へのクーデター」「成立しても、憲法違反は憲法違反」との批判が相次いだ。全国で起きた反対デモについて、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)の本間信和さんは「次の選挙に反映させないといけない。このつながりは絶対に力になる」と訴えた。
紛争地で援助活動をするNGO「日本国際ボランティアセンター」の熊岡路矢(みちや)さんは「紛争地では、軍隊と武装した市民らが入り交じり、混乱する」と指摘。「武装した隊員が行くと、紛争を悪化させる可能性がある。日本に直接、関係のない戦争に自衛隊を送るべきではない」と述べた。