「言論弾圧、極めて危険」 県内2紙編集局長、東京で会見 - 琉球新報(2015年7月3日)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-245194-storytopic-289.html
http://megalodon.jp/2015-0703-0936-31/ryukyushimpo.jp/news/storyid-245194-storytopic-289.html

【東京】自民報道圧力問題で琉球新報沖縄タイムスの両編集局長が2日、千代田区の日本外国特派員協会と日本記者クラブで会見した。琉球新報の潮平芳和編集局長は「報道の自由を取り上げるという言論弾圧の発想で極めて危険だ」と指摘した。沖縄タイムスの武富和彦編集局長は「自民党国会議員は自分たちこそが正論というおごりがある」と述べ、両氏共に「この国の報道の自由表現の自由、民主主義は危機的な状況にある」などと警鐘を鳴らした。
特派員協会は2日付で「与党および政府が『報道の自由』に影響や制約を及ぼす、あるいは及ぼすであろう、一切の行為を控えるよう強く求める」との会長声明を発表した。
特派員協会には外国メディアの記者ら約100人、日本記者クラブには161人の記者らが集まり、関心の高さをうかがわせた。

武富和彦 沖縄タイムス編集局長、潮平芳和 琉球新報編集局長 2015.7.2