「武器つくっとる。でもそれで生活が成り立っている」 平和と軍需と長崎の70年-東京新聞(2015年4月14日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041402100017.html
http://megalodon.jp/2015-0416-0918-39/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015041402100017.html

被爆地として核兵器廃絶を訴える長崎市は、護衛艦や魚雷をつくる三菱重工長崎造船所のお膝元でもある。かつての軍都佐世保市は今も自衛隊や米軍の基地の街だ。原爆投下が決定づけた終戦から七十年。日本は「戦える国」「武器を売る国」へとかじを切りつつある。「平和」と「軍需」が絡み合う、長崎の二つの街の戦後を見つめた。初回は長崎市の一つの家族の物語から−。