福島第1原発汚染水流出問題 5・6号機の近くを通る排水路でも流出-FNNローカル(2015年3月5日)

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福島第1原発で、新たに別の排水路からも、汚染水の流出が明らかになった。2月、C排水路とK排水路から、港湾内や海へと流出していたことが公表された。そして今回、新たに5・6号機の近くを通る「A排水路」でも、汚染水の流出が明らかになった。汚染水を含む雨水の流出が新たに明らかになった、5・6号機の近くを通る「A排水路」。東京電力によると、A排水路は、汚染水が流出したK排水路と同様に、直接海へとつながる排水路で、2014年4月からの調査では、通常の10倍から20倍にあたる、1リットルあたり、最大200ベクレル(Bq)が測定されていた。しかし、その調査結果は、またも公表されていなかった。4日の会見で、東京電力は「K排水路の方の対応を、まずリスクが高いということで、(対策を)実施をさせていただいて、今後リスクとしての発電所内のリスク評価を行い、そこで確認をし、検討していきたいと思っております」と話した。
東京電力は、海への流出を防ぐため、今後、別の排水路にルートを変更することも検討するとしている。