集団的自衛権「反対」あきらめない 若者も声「今日が出発点」-東京新聞(2014年7月2日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014070202000116.html
http://megalodon.jp/2014-0703-0928-57/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014070202000116.html

戦後六十九年間、私たちは戦地で殺すことも、殺されることもなく生きてきた。憲法九条は命に直結する。その変質を政府は、仲間の政党や、内閣の面々という内輪で決めてしまった。安倍晋三首相の国民への説明もじゅうぶんではなく、記者会見は、たった二十四分で終わった。二〇一四年七月一日、人々は命の土台を見つめ直した。抗議の声やまぬ首相官邸前で。戦争の心の傷深い下町や、子どもの声響く公園で。