「美濃加茂市を焼け野原に」という言葉の意味-郷原信郎が斬る(2015年3月9日)

http://wp.me/p2pDwj-cj

美濃加茂市を焼け野原にする」というのは、美濃加茂市の建物や田畑を物理的に「焼き払う」という意味ではないのである。

警察の捜査の対象を、藤井市長の支援者や関係者など、美濃加茂市の人達にどんどん拡大していって壊滅的な打撃を与えてやるという意味であり、警察が、その捜査権限を使って、現実的に行い得ることとして告げられた「脅し」そのものなのである。

美濃加茂市長無罪判決 〜極めて当然だが決して容易ではない司法判断〜郷原信郎さん-BLOGOS(2015年3月7日)

http://blogos.com/outline/107233/

それは、検察が設定した刑事事件の判断の枠組みそのものに対して判断するということであり、元裁判官の森炎氏が対談本で言うところの「検察にもたれかかる裁判所」であれば、このような判断は到底行い得なかったはずだ。

これまでの刑事裁判での裁判所の判断は、基本的に、検察官が設定した土俵の上で、検察の判断の枠組みの下で行われてきた。それが、99.9%を超える高い有罪率につながり、無実を訴える被告人にとっては絶望的な状況が続いてきた。今回の判決は、検察の土俵・枠組みの中での判断ではなく、裁判官自身の、そして世の中の常識に沿った判断枠組みの下での、公正な判断を示したものといえる。

その意味で、今回の判決は、「極めて当然だが、決して容易ではない司法判断」だった。

それを行い得る裁判体によって市長の事件が裁かれたことは、市長逮捕以来8か月余、不当な捜査・公判で大きな損失を受けてきた美濃加茂市民、市役所職員など、市長の潔白を信じて支えてきた人達にとって、最大の幸運であった。

メルケル独首相が来日講演、「ドイツは過去と向き合った-ロイター(2015年3月9日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150309-00000054-reut-kr
http://megalodon.jp/2015-0309-1901-05/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150309-00000054-reut-kr

メルケル首相は講演で、ヴァイツゼッカー独大統領(当時)の1985年のスピーチ「過去に目を閉ざす者は、現在に対してもやはり盲目となる」を引用。ドイツは戦後、かつての敵国とどのようにして和解することができたのか、との質問に対して「近隣諸国の温情なしには、不可能だった。ただ、ドイツ側も過去ときちんと向き合った」と述べた。

「和解には過去直視を」=対話の重要性強調―独首相-時事通信(2015年3月9日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150309-00000067-jij-eurp
http://megalodon.jp/2015-0309-1900-29/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150309-00000067-jij-eurp

来日したドイツのメルケル首相は9日、東京都内で講演し、第2次大戦中に関係が悪化した周辺国との和解には「過去と向き合うことが重要」との認識を示した。

首相はナチスによるホロコーストユダヤ人大虐殺)にもかかわらず、ドイツは国際社会に受け入れてもらう幸運に恵まれたと指摘。「ドイツがきちんと過去と向き合った一方、連合国が過去を克服するドイツを見守ったからだ」と強調した。

また、不倶戴天の敵だったドイツとフランスの関係が和解から友情に発展したのは「両国民が歩み寄ろうとしたところから始まった」と語り、隣国との対話の重要性を訴えた。ただ、日本と中国や韓国との関係については「アドバイスする立場にはない」と述べるにとどまった。

ひとり親 仕事、子育て…悩み ひとごとじゃない-東京新聞(2015年3月8日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015030802000120.html
http://megalodon.jp/2015-0309-1631-29/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015030802000120.html



仕事に追われ、息子と向き合う余裕がなかった−。川崎市の中学1年、上村(うえむら)遼太さん(13)が殺害された事件で、上村さんの母親が出したコメントに、同じひとり親の人たちから「ひとごとじゃない」と共感の声が上がっている。ひとり親家庭を支援する団体などには事件後、相談のメールや電話が相次いでいる。 (辻渕智之、鷲野史彦)

◆上村さん母のコメント要旨
遼太は明るくて優しい子で、友達が多く、まわりの大人たちにもとても大事にされてきました。仕事が忙しかった私に代わって、すすんで下の兄弟の面倒をみてくれました。
学校を休みがちになってからも、きっかけがないと学校に行きづらくなるから、早く登校するように話してきました。ただ、遼太が学校に行くよりも前に私が出勤しなければならず、遅い時間に帰宅するので、遼太が日中、何をしているのか十分に把握することができていませんでした。
家の中では元気で、学校に行かない理由を十分に話し合うことができませんでした。今思えば、私や家族に心配や迷惑をかけまいと、必死に平静を装っていたと思います。
事件の日、外に出かけようとするのをもっともっと強く止めていれば、こんなことにはならなかったと、ずっと考えています。

歴史問題でメルケル首相講演 「過去と向き合うこと」7年ぶり来日-東京新聞(2015年3月9日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015030902000228.html
http://megalodon.jp/2015-0309-1552-56/www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015030902000228.html

メルケル氏は講演後、戦後七十年を迎えた日本が歴史問題をめぐり、中国や韓国との対立をどうやって克服すべきかとの質問に対し、ナチスによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)の歴史を背負うドイツが第二次大戦後「過去ときちんと向き合った」ことで、国際社会に受け入れられたとの考えを示した。

東京電力福島第一原発事故については日本という高い技術水準の国でも予期しない事故が起こりうると分かったからこそ、自国での「脱原発」を決めたと述べた。

講演では、日本人人質事件で「日本人二人が殺害されたが、自由や寛容の信念は曲げられない」と強調した。日本、インド、ブラジルと協力し、国連安全保障理事会の改革のため尽力するとの考えも表明した。

ウクライナ東部紛争や欧州の安全保障問題にも言及。東部で親ロシア派武装組織を支援するロシアの対応を批判し、日本がドイツと共に対ロシア経済制裁を科していることに「感謝している」と表明、外交解決を模索していく意欲を強調した。メルケル氏は六月にドイツで開く主要国首脳会議(サミット)の議長を務める。

脱原発「日本も同じ道を」 独首相が呼び掛け-東京新聞(2015年3月9日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015030902000130.html
http://megalodon.jp/2015-0309-1009-30/www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015030902000130.html

【ベルリン=共同】ドイツのメルケル首相=写真、ゲッティ・共同=は7日に政府ホームページ上で公開された映像で、東京電力福島第一原発事故を受けてドイツが早期の脱原発を決断し、再生可能エネルギーの普及を進めているとし「日本も同じ道を歩むべきだ」と呼び掛けた。メルケル氏は9日から訪日する。

ドイツは二二年までに全ての原発を停止する計画だが、日本では原発の再稼働に向けた動きが本格化。九州電力川内1、2号機の今夏以降の再稼働が見込まれている。

メルケル氏は「日本は島国のため資源確保に問題を抱えている。(日独が)原子力をめぐり違う道を歩んでいる理由は、そういうところにあるのかもしれない」と指摘。事故の経験から言えることは「安全が最優先ということだ」と強調した。

また、日本について、中国に次ぐ「アジアの貿易相手国で、ドイツと価値観を共有している」と強調。九日の安倍晋三首相との首脳会談では、ドイツで六月に開かれる先進国首脳会議(サミット)の議題について説明するとした。

メルケル首相「日本もドイツのように脱原発すべき」 7年ぶりの訪日前にメッセージ-The Huffington Post(2015年3月8日)

http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/08/merkel-anti-nuclear-power_n_6825660.html

3月9日から7年ぶりに訪日するドイツのメルケル首相が、同国が進めている脱原発政策について「日本も同じ道を進むべきだ」とビデオメッセージで述べ、エネルギー政策の転換を呼びかけた。

ドイツ政府が7日、福島県出身の井上茂義博士(ベルリン工科大学)と対話するメルケル首相の映像を公式サイトに掲載した。この中で、メルケル首相は「ドイツは原子力から撤退するという決定をし、再生可能エネルギーに期待している。日本も同じ道を取るべきで、日独で協力していけるはずだ」などと話した。井上博士との詳しいやり取りは以下の通り。

■「安全性が最も重要だ」
井上博士:日本と福島のことについて聞きたいと思います。あなたもご存じのように、2011年の震災で、私の故郷の福島県は大きな被害を受けました。津波原発事故が起きたことで、不幸なことに日本のイメージは悪化しました。イメージを回復するにはどうすればいいと思いますか?

メルケル首相:はい、この恐ろしい事故に私たちは同情しました。そして、ドイツはより早く原子力から撤退するという大きな決定をしました。私たちは再生可能エネルギーに、とても期待しています。私は日本も同じ道を取るべきだと思っています。より良い方向に向かうことだからです。私たちドイツと、日本は協力していけるはずです。

再生可能エネルギーの発展について話しましょう。もちろん、私たちにはいわゆる「ベースロード電源」が必要です。日本も他の島国と同様に資源の問題を抱えています。それゆえに、日本とドイツは原子力に関しては全く同じようにはできないかもしれません。しかし、福島の事故の経験から言えることは、安全性が最も重要だということです。

私は福島の事故を経験したドイツの首相として、できるだけ早く原子力から撤退することを提唱します。

福島県出身の井上茂義博士(ベルリン工科大学)と対話するメルケル首相の映像の公式サイト
http://www.bundeskanzlerin.de/Webs/BKin/DE/Mediathek/Einstieg/mediathek_einstieg_podcasts_node.html?id=1340300

脱原発「日本も同じ道を」 独首相が呼び掛け-東京新聞(2015年3月9日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015030902000130.html
http://megalodon.jp/2015-0309-1009-30/www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015030902000130.html

【ベルリン=共同】ドイツのメルケル首相=写真、ゲッティ・共同=は7日に政府ホームページ上で公開された映像で、東京電力福島第一原発事故を受けてドイツが早期の脱原発を決断し、再生可能エネルギーの普及を進めているとし「日本も同じ道を歩むべきだ」と呼び掛けた。メルケル氏は9日から訪日する。

ドイツは二二年までに全ての原発を停止する計画だが、日本では原発の再稼働に向けた動きが本格化。九州電力川内1、2号機の今夏以降の再稼働が見込まれている。

メルケル氏は「日本は島国のため資源確保に問題を抱えている。(日独が)原子力をめぐり違う道を歩んでいる理由は、そういうところにあるのかもしれない」と指摘。事故の経験から言えることは「安全が最優先ということだ」と強調した。

また、日本について、中国に次ぐ「アジアの貿易相手国で、ドイツと価値観を共有している」と強調。九日の安倍晋三首相との首脳会談では、ドイツで六月に開かれる先進国首脳会議(サミット)の議題について説明するとした。

メルケル首相「日本もドイツのように脱原発すべき」 7年ぶりの訪日前にメッセージ-The Huffington Post(2015年3月8日)

http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/08/merkel-anti-nuclear-power_n_6825660.html

3月9日から7年ぶりに訪日するドイツのメルケル首相が、同国が進めている脱原発政策について「日本も同じ道を進むべきだ」とビデオメッセージで述べ、エネルギー政策の転換を呼びかけた。

ドイツ政府が7日、福島県出身の井上茂義博士(ベルリン工科大学)と対話するメルケル首相の映像を公式サイトに掲載した。この中で、メルケル首相は「ドイツは原子力から撤退するという決定をし、再生可能エネルギーに期待している。日本も同じ道を取るべきで、日独で協力していけるはずだ」などと話した。井上博士との詳しいやり取りは以下の通り。

■「安全性が最も重要だ」
井上博士:日本と福島のことについて聞きたいと思います。あなたもご存じのように、2011年の震災で、私の故郷の福島県は大きな被害を受けました。津波原発事故が起きたことで、不幸なことに日本のイメージは悪化しました。イメージを回復するにはどうすればいいと思いますか?

メルケル首相:はい、この恐ろしい事故に私たちは同情しました。そして、ドイツはより早く原子力から撤退するという大きな決定をしました。私たちは再生可能エネルギーに、とても期待しています。私は日本も同じ道を取るべきだと思っています。より良い方向に向かうことだからです。私たちドイツと、日本は協力していけるはずです。

再生可能エネルギーの発展について話しましょう。もちろん、私たちにはいわゆる「ベースロード電源」が必要です。日本も他の島国と同様に資源の問題を抱えています。それゆえに、日本とドイツは原子力に関しては全く同じようにはできないかもしれません。しかし、福島の事故の経験から言えることは、安全性が最も重要だということです。

私は福島の事故を経験したドイツの首相として、できるだけ早く原子力から撤退することを提唱します。

福島県出身の井上茂義博士(ベルリン工科大学)と対話するメルケル首相の映像の公式サイト
http://www.bundeskanzlerin.de/Webs/BKin/DE/Mediathek/Einstieg/mediathek_einstieg_podcasts_node.html?id=1340300

「福島第一原子力発電所事故から被害者と加害者が学んだ教訓」小出裕章・京大助教 講演-(2015年3月7日)

円山公園・円山野外音楽堂(京都市東山区)で開催された『­バイバイ原発3.7きょうと』メイン集会での小出裕章さんのスピーチ