憲法考える映像リスト 市民団体おすすめ64作品-東京新聞(2014年5月23日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014052302000228.html
http://megalodon.jp/2014-0523-1624-31/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014052302000228.html

憲法の尊さや戦争の悲惨さなどを伝える映像作品の上映会を東京都内で開き、改憲の動きに警鐘を鳴らす市民グループが、開催の輪を広げようと、未上映のものも含めた「おすすめ作品」計六十四点のリストを作成した。「多くの人がリストを参考に上映会を開き、作品を見ながら憲法について話し合う場をつくってほしい」と呼び掛けている。

憲法を考える映画」とは
http://kenpou-eiga.com/?page_id=5

72年見解 「容認」と曲解 集団的自衛権は禁止、結論-東京新聞(2014年5月23日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014052302000113.html
http://megalodon.jp/2014-0523-1029-20/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014052302000113.html

憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認を目指す安倍政権は、限定的に行使が認められると主張する根拠として「必要最小限度」の自衛の措置を説明した一九七二年の政府見解を持ち出している。しかし、七二年見解は、日本が武力攻撃された場合の自衛権を認め、集団的自衛権の行使を禁じると結論づけた。政権は「必要最小限度」に集団的自衛権の一部が含まれるとみなして、日本が武力攻撃されなくても武力を使えると解釈し、結論をひっくり返そうとしている。

宗派超え、解釈改憲NO 公明に異例のエール-東京新聞(2014年5月23日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014052302000098.html
http://megalodon.jp/2014-0523-1032-30/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014052302000098.html

わだかまりは棚上げして「反対」で一致を−。僧侶や牧師、神父らが参加する「平和をつくり出す宗教者ネット」は二十二日の集会で、集団的自衛権の行使容認に反対を貫くよう、公明党国会議員に激励のファクスを送ることを呼び掛けた。一部の仏教系団体と、支持母体の創価学会とは長年対立しているが、「平和のため」に異例の歩み寄りを図る。

超党派議員「9条にノーベル賞を」 60人、選考委宛て陳情書-東京新聞(2014年5月23日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014052302000115.html
http://megalodon.jp/2014-0523-1043-57/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014052302000115.html

憲法九条が二〇一四年のノーベル平和賞候補として同賞委員会に受理されたのを受けて、超党派の国会議員有志が二十二日、東京都内のノルウェー大使館を訪れ、委員会宛てに受賞を陳情する文書を提出した。

菅直人元首相をはじめ、自民、民主、維新、共産、社民、生活、無所属の衆参議員六十人が賛同者に名を連ねた。提出後、国会内で記者会見した民主党田城郁(かおる)参院議員は「憲法九条が(解釈改憲の)危機にひんする今、ノーベル賞に選ばれれば、一定の問題提起ができるのではないか」と語った。

憲法九条のノーベル平和賞受賞を目指す動きは、神奈川県座間市の主婦の活動がきっかけ。市民による実行委員会が昨年発足し、推薦資格のある大学教授らの賛同とともに、約二万五千人分の署名をノーベル賞委員会に提出した。受賞者は十月に決まる。

厚木基地判決 米軍に“白旗”でいいか-東京新聞(2014年5月23日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014052302000123.html
http://megalodon.jp/2014-0523-1037-46/www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014052302000123.html

大飯原発・差し止め訴訟 国民の命を守る判決だ-東京新聞(2014年5月22日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014052202000148.html
http://megalodon.jp/2014-0523-1038-42/www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014052202000148.html

◆福島の反省に立って

判決は、あらためて、福島の反省に立て、と言っているかのようである。

司法は、行政が行うことについて、もし基本的人権を危うくするようなら異議を唱えるものだ。その意味で、今回の判決は、当然というべきであり、画期的などと評されてはならないのだ。

経済性より国民の安全が優先されるというのは、これまで私たちが何度も唱えてきたことであり、未来への願いでもある。

それは大方の国民の思いと同じはずである。

げたの雪か、げたの鼻緒か:私説・論説室から-東京新聞(2014年5月21日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014052102000136.html
http://megalodon.jp/2014-0523-1040-33/www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014052102000136.html

現行憲法を敵視する石原慎太郎氏が安倍首相に「必ず改憲の足手まといになる」と公明党との決別を促した国会論戦を思い出す。

とりあえずは集団的自衛権を行使できるよう憲法解釈の変更だ、と気負う首相に、一年ほど前のあの予言は当たるのかどうか。

片や護憲の社民党が「平和の党の正念場」と政権の暴走阻止へエールを送ったりで、あちこちから公明党が注目を浴びている。

四月の初めに西日本新聞が、春先にあったという首相官邸高官と創価学会幹部との密会をスクープした。

勝負時を見越して首相周辺が公明の動向をめぐり支持母体へ探りを入れた。その際ある程度のスケジュールの詰めや腹合わせができたのでは、などとささやかれてきた。

ありそうな話だ。なるほど公明党も学会も集団的自衛権行使に正面からダメだとは唱えていない。山口代表は政権離脱はあり得ないと早々に言明して首相に同調するのりしろを残しつつ、慎重議論の構えを繰り返す。

山口氏らの発言を素直に聞けば、与党間の憲法解釈協議が容易に調うとも思えないが、首相は「自公に隙間風は吹かない」とはしゃいだりして、いたって強気らしい。

これは首相の能天気か、それとも決別辞さぬ覚悟の表れか。裏返せば、公明はどこまでもついて行くげたの雪か、切れたら転ぶげたの鼻緒か、だ。どっちだろう。