大飯原発・差し止め訴訟 国民の命を守る判決だ-東京新聞(2014年5月22日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014052202000148.html
http://megalodon.jp/2014-0523-1038-42/www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014052202000148.html

◆福島の反省に立って

判決は、あらためて、福島の反省に立て、と言っているかのようである。

司法は、行政が行うことについて、もし基本的人権を危うくするようなら異議を唱えるものだ。その意味で、今回の判決は、当然というべきであり、画期的などと評されてはならないのだ。

経済性より国民の安全が優先されるというのは、これまで私たちが何度も唱えてきたことであり、未来への願いでもある。

それは大方の国民の思いと同じはずである。