https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180618/k10011484061000.html
森友学園への国有地売却をめぐり、共産党は、平成27年11月の近畿財務局と大阪航空局のやり取りを記録したとされる文書などを入手したとして、公表しました。この中では、安倍総理大臣夫人の昭恵氏付きだった職員から財務省本省に問い合わせがあったことなどが記されています。
森友学園への国有地売却をめぐり、共産党は、平成27年11月12日の近畿財務局と大阪航空局のやり取りを記録したとされる文書などを入手したとして、公表しました。
それによりますと、近畿財務局からの情報提供として、安倍総理大臣夫人の昭恵氏付きだった職員から財務省本省に問い合わせがあったとしています。
そして、問い合わせの内容として、「新聞報道であった介護施設に対する賃料引き下げの優遇措置を小学校にも適用できないのか」とか、「貸付料の減免、土壌汚染対策工事中の免除などはできないのか」などが記されています。
また、別の文書では、省庁間のやり取りの公表をめぐり、「近畿財務局と理財局のやり取りについては、最高裁まで争う覚悟で非公表とするのだろうが、近畿財務局と大阪航空局のやり取りについては、森友問題に限って考えればメリットもありえる」などと記されています。
共産党の辰巳孝太郎氏は記者会見で、「昭恵氏付きだった職員が森友学園の側に立って賃料の減額をお願いしているメモになっている。恣意的(しいてき)に隠蔽していると疑われてもしかたがない」と述べました。
【画像】日本共産党の辰巳孝太郎議員が今日の参院決算委員会で明らかにした2文書。 pic.twitter.com/Rd1C0NSdXW
— 赤旗政治記者 (@akahataseiji) 2018年6月18日