柏崎原発「合格」先送りへ 規制委、再稼働審査で - 共同通信 47NEWS(2017年9月11日)

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原子力規制委員会は、東京電力が再稼働を目指している柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の審査で、13日に予定していた事実上の「合格証」に当たる審査書案の取りまとめを見送る方針を固めたことが11日、関係者への取材で分かった。規制委は、18日に退任する田中俊一委員長の任期中の「合格」を目指していたが断念し、新体制で合格の判断を出す。
規制委は、福島第1原発事故を起こした東電の原発事業者としての適格性に一貫して厳しい姿勢だったが、審査の最終盤で一転して容認。ごく短い議論で適格性を認めたことに批判が相次ぎ、かわす狙いがあるとみられる。