家族の賠償責任なし 認知症徘徊事故「監督は困難」- 東京新聞(2016年3月2日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201603/CK2016030202000108.html
http://www.freezepage.com/1456965373AITZSKHYXN

認知症の男性=当時(91)=が徘徊(はいかい)中に電車にはねられて死亡した事故をめぐり、家族が鉄道会社への賠償責任を負うかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は一日、「監督が容易な場合は賠償責任を負うケースがあるが、今回は困難だった」として家族に責任はないと判断、JR東海の賠償請求を棄却した。この事故で家族は賠償責任を負わないとする判断が確定した。