高校生の政治活動が容認へ〜学校への届出が必要となると課題は残る(児玉克哉) - Y!ニュース(2015年12月21日)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20151221-00052649/

高校生の校外での政治活動はどうあるべきか。かなり重要な問題です。
これまで、高校生の政治活動は事実上禁止されてきました。2016年の参議院選挙から選挙権年齢が18歳に引き下げられることを受けて、文部科学省は高校生の政治活動を校外では容認する通知を出しています。問題は「政治活動」はどういうものを指すのか、です。これまで「事実上禁止」といわれながらも、講演会に行ったり、勉強会に参加したりは曖昧にされてきました。デモに参加しなければ取り立てての問題視されないという状態が多かったでしょう。これが容認されることで、かえって問題が顕在化する可能性が出てきました。
毎日新聞は「文部科学省が10月の通知で新たに認めた『高校生の校外での政治活動』について、宮城、愛知など6県と横浜など3政令市の教育委員会が、デモや集会に参加する際に学校へ届け出させるかを検討していること」を報じています。