高校生によるニュースサイト「青春基地」始動 - 東京新聞(2015年11月23日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015112302000120.html
http://megalodon.jp/2015-1124-0931-43/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015112302000120.html

高校生が取材を企画立案し、発信するインターネットのニュースサイト「青春基地」(同名で検索)が22日、スタートした。立ち上げに合わせ東京都内でイベントがあり、活動メンバーや関心を持つ高校生ら約70人が「生の熱い言葉を届けていこう」と声を弾ませた。
サイトのテーマは「想定外の未来をつくる!」。22日は早速、原発事故後に開校した福島県ふたば未来学園高校(広野町)の部活動「社会起業部」に密着した記事や、東南アジア・ラオスに残る不発弾をフェアトレードのアクセサリーに変える活動に取り組むデザイナー中村暖(だん)さん=京都造形芸術大3年=のインタビューなどが掲載された。
コラムでは、NPO法人「僕らの一歩が日本を変える。(ぼくいち)」にも関わる千葉県内の私立高2年、小林毅大(たけひろ)さん(16)が、政治に興味を持った理由などと一緒に「大人よりも僕たち『若者』が政治を考えなければならない」とつづった。
現在、全国から約20人の高校生が賛同し、取材に飛び回る。イベントでは、若手芸能人にインタビューした都立高3年の田村彩華(さいか)さん(18)が取材の様子などを紹介し、「ただ話を聞くだけではなく、コミュニケーション力が大事だと分かった。毎日が楽しいです」と笑顔で語った