再婚禁止 初の憲法判断へ 最高裁大法廷で弁論 - 東京新聞(2015年11月4日)


http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015110402000244.html
http://megalodon.jp/2015-1105-1515-48/www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015110402000244.html

離婚後の再婚を女性のみ六カ月間禁じる民法の規定が「法の下の平等」を定めた憲法に違反するかどうかが争われた訴訟の上告審弁論が四日午前、最高裁大法廷(裁判長・寺田逸郎(いつろう)長官)で開かれた。原告側は「男性は離婚後すぐに再婚できるのに、女性だけ禁止期間を設けるのは性別による差別で違憲だ」と訴えた。午後には夫婦別姓を認めない民法の規定をめぐる別の訴訟の弁論が開かれる。最高裁大法廷は早ければ年内にも、二つの規定について憲法判断を示す見通し。