戦争法案〜民主党・福山哲郎議員の渾身の演説! 「民主主義を取り戻す戦いはここから始まる!」 - 平成エンタメ研究所(2015年9月19日)

http://blog.goo.ne.jp/entertainment_2005/e/c0bba375e07e78dd7b11fd636695641a

戦争法案が深夜に可決。
これで今まで平和主義だった国から、軍事で物事を解決していく国に大きく前進したわけだ。
国民に十分な説明もなされず、理解もされないままに。
さて、採決にあたっての討論で、民主党福山哲郎議員の演説が素晴らしかった。
言葉に魂がこもっている。
官僚の用意した言葉を読む政府答弁とは大きく違って、自分の言葉でしゃべっている。
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福山哲郎議員の渾身の演説はこちら。
演説時間は30分くらい、演説は4:00くらいから始まります。

福山哲郎「武士の情けもないのかっ!!」【ブーメラン投げ大会w】《安全保障関連法案 採決》【参議院 国会 本会議】2015年9月19日

議事録

http://www.fukuyama.gr.jp/diet/2015/09/19/13669/

残念ながら、この法案は今日採決をされるかもしれない。しかし、この闘い、今は負けかもしれませんが、しかし、私は、試合に負けても勝負には勝ったと思います。私は、国会の外と国会の中でこれほど国民と政治がつながった経験をしたことがありません。
単なる私見ですが、奥田さんを始めとするSEALDsに参加をしている若者や、子供たちをだっこしながら国会の周辺に来た若い奥様方や、女性や、そういった人たちは、多感な中学生や高校生のときにあの九・一一の東日本大震災を経験されています。
たとえ被災地ではなくても、中学や高校の多感なときに、生きることや、突然家族や仕事や住んでいるところがなくなる人生の不条理や、さらには原発事故の矛盾に向き合ってきた世代が今のSEALDsに参加している若者の世代です。彼らの感性は、ひょっとしたら我々の時代とは違っているかもしれない。僕は、この国の民主主義に、彼らの感性に可能性を感じています。
どうか、国民の皆さん、諦めないでください。闘いはここから再度スタートします。立憲主義と平和主義と民主主義を取り戻す闘いはここからスタートします。選挙での多数派などは一過性のものです。国民の気持ちを、どうか、ずっと、ずっと、この矛盾した、このおかしな法案に、国民の気持ちを、どうか怒りの気持ちを、何とかしたい気持ちを持ち続けていただいて、どうか、どうか闘いをもう一度始めていただきたいと思います。
私たちも皆さんの気持ちをしっかり受け止めて闘い続けること、そして安倍政権を何としても打倒していくために頑張ることをお誓い申し上げまして、私の反対討論とさせていただきます。