成人年齢 飲酒と喫煙の結論見送り 少年法適用は「18歳未満」 - 東京新聞(2015年9月10日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015091002000125.html
http://megalodon.jp/2015-0910-1051-07/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015091002000125.html

自民党成人年齢に関する特命委員会は九日、成人年齢を「十八歳」、少年法の適用年齢を「十八歳未満」にそれぞれ引き下げる提言に関し、飲酒・喫煙、公営ギャンブルが認められる年齢の引き下げは、結論を見送る方針を固めた。党内の慎重論に配慮した。十日に提言をまとめ、党内手続きを経て決定する。政府は提言を受け、法務省を中心に関連法改正の是非を検討する。

...

少年法の適用年齢引き下げは「適当」と提言する。適用年齢を引き下げた場合、十八、十九歳は原則として刑事処分を受けることになる。同時に若年者の更生の可能性を考慮し、十八、十九歳でも未成年と同様の保護処分を適用できる制度も検討することを盛り込む。