乳幼児連れ傍聴 議会で地域差 「禁止」なお21道県 - 東京新聞(2015年8月9日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015080902000119.html
http://megalodon.jp/2015-0809-1109-13/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015080902000119.html

◆親たちの声を政策に
江藤俊昭山梨学院大教授(地方政治論)の話 傍聴に制限があるのは住民に開かれた議会にしようとする議論が進んでいないと言えるし、子どもの入場制限をやめる議会が出てきたのは歓迎できる動きだ。一方で子連れでの傍聴を可能にしても、泣きだした場合は退出を余儀なくされる。小さな子どもと親が傍聴しやすい設備や取り組みも重要になってくる。理想は、傍聴するだけでなく、議会が積極的に子育て世代などの声を聴き、政策に取り入れる「協働型の議会」にすることだ。