根本・野田市長 市議会で9条保持強調 - 東京新聞(2015年6月19日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015061902000136.html
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国会で審議中の集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案について、千葉県野田市の根本崇(たかし)市長(69)は18日の市議会6月定例会で、「憲法9条集団的自衛権を否定しており、法案は憲法に違反している」と同法案に反対の考えを表明した。
根本市長は「政治家としての認識」と断った上で、昨年9月の市議会で集団的自衛権の行使を容認した閣議決定について「憲法9条のもとでは解釈によって集団的自衛権を認めることはできない」と表明したことを挙げ、「考えは現在も変わっていない」と述べた。
さらに「9条を改正してから法律を制定する必要がある。だが、私自身は9条改正に反対」と護憲の姿勢を強調した。
根本市長は旧建設省(現国土交通省)出身。2012年6月の市長選で、自民、公明、民主、社民の推薦を受け再選し6期目。「脱原発をめざす首長会議」のメンバー。