http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20150524/CK2015052402000131.html
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太平洋戦争末期の1945年3〜6月、18万人以上が犠牲となった沖縄戦から70年。映画監督の黒川礼人さん(46)=川崎市多摩区=は、56人が所属し、22人が死亡した「白梅(しらうめ)学徒隊」の体験を伝えようと、朗読劇「白梅学徒看護隊の青春」を制作した。 (志村彰太)
原作は白梅学徒隊の同窓会が二十年前に出版した証言録「平和への道しるべ」。黒川さんは証言録から十五人分を抜粋し、二時間の台本に仕上げた。沖縄戦に巻き込まれた民間人の状況を全体としてとらえつつ、被害の悲惨さを伝えられるようにしたという。