PC遠隔操作事件:片山被告、4事件すべての関与認める - 毎日新聞(2014年5月20日)

http://mainichi.jp/select/news/20140520k0000e040138000c.html
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パソコン(PC)の遠隔操作事件で、威力業務妨害罪などに問われている片山祐輔被告(32)が弁護人に「私が真犯人です」と起訴内容を一転して認める説明を始めたことが分かった。現在の弁護団を解任し、国選弁護人の下で裁判を続ける意向を示したという。片山被告は「真犯人」を名乗るメールを16日に報道関係者らに送りつけたことについても認めており、東京地裁は20日、保釈の取り消し請求を認める決定を出した。直ちに勾留手続きに入るとみられる。

関係者によると、片山被告は、主任弁護人の佐藤博史弁護士に「申し訳ありません」などと謝罪し、起訴された事件について、これまでの無罪主張を撤回し、自身の関与を認めた。真犯人を名乗ったメールについても、自身が送ったことを認めた。その上で、「これ以上お願いするわけにはいかない」などとして弁護人の解任を申し出たという。20日は朝から佐藤弁護士の事務所を訪問し、今後の打ち合わせをしているとみられる。