少年法改正案が1日衆院通過=厳罰化、今国会成立へ-時事ドットコム(2014年4月1日)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201404/2014040100052&g=pol

少年犯罪の刑罰を厳しくする少年法改正案が1日午後の衆院本会議で、与党や民主党などの賛成多数で可決、参院に送付される。無期刑相当の事件を起こした18歳未満の少年に有期刑を科す場合の最長年数を、現行の15年から20年に延ばすのが柱。今国会で成立する見通しだ。

改正案は、刑期に幅を持たせる不定期刑の上限も引き上げ、現在10年の上限を15年にする。

一方、家裁の判断で審判を受ける少年に国費で弁護人を付けることができる国選付添人制度を拡充。殺人や強盗などに限られている対象犯罪に、傷害や窃盗などを加える。