天皇の憲法発言に秘められた 安倍政権への強いメッセージ-週刊文春WEB(2014年1月10日)

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3525
http://megalodon.jp/2014-0112-2052-45/shukan.bunshun.jp/articles/-/3525

憲法を作った主語を日本としたうえで、わざわざ知日派の米国人の協力に言及されたのは、現行憲法が単に米国から押しつけられたものに過ぎないとの考え方に、反論されたとも受け取れます。安倍政権が憲法を改正して、天皇を象徴ではなく元首に戻そうとしていることに対し、憲法に従い『象徴天皇とは何か』をずっと追求してこられた陛下は、ご自分の生き方を否定されたように感じられたのではないでしょうか。だからこそ、昨年4月の『主権回復の日』を記念する式典に陛下をひっぱりだすなど、皇室の政治利用に遠慮をみせない安倍政権へのメッセージとして、あえて憲法を遵守する立場を強調されたのだろうと思います」

.......

「現政権が風岡長官を毛嫌いし、交代させようとしているとの噂もあるので、陛下は釘を刺されたのではないでしょうか」

果たしてメッセージは届くのか?