憲法96条の改正発議要件が厳しすぎるから国民投票できないというデマ 同じく厳しい米独仏は戦後95回改正-宮武嶺さんのブログ(2013年4月27日)

http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/871c0dac3dd6ee054f8b16b6f479675a

憲法は国家権力の濫用を防いで国民の人権が侵害されないようにする立憲主義は、時の権力者にとっては極めて邪魔なものです。ですが、憲法改定にあたっては、時の政権党だけではなくて、そのときの野党も含めて、国会の圧倒的多数が合意してはじめて発議できるというのは立憲主義の当たり前の姿です。

この規定を変えて、通常の法律と同様の「過半数」ということにしてしまったら、憲法が時の権力者の都合が良いように簡単に変えられてしまうことになります。邪魔な立憲主義を蹂躙して、国民の人権を侵害するのが今回の自民党案です。