共同通信記者が犯人のメール閲覧=PC遠隔操作取材で複数回接続-時事ドットコム(2013年4月12日)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201304/2013041200026&g=soc

遠隔操作ウイルス事件で、共同通信社(東京都港区)の記者が昨年10〜11月ごろ、「真犯人」を名乗る人物が犯行予告などを送信するのに使ったフリーメールの管理サイトに、パスワードなどを入力してアクセスしていたことが11日、捜査関係者への取材で分かった。

不正アクセス禁止法は他人のIDやパスワードなどを勝手に利用することを禁じており、警視庁は詳しい経緯を調べている。

捜査関係者によると、この記者は犯行声明の内容などを基にパスワードを推測し、何度か試しに打ち込んでいるうちに、偶然アクセスに成功したとみられる。管理サイトに複数回アクセスし、メールの送受信履歴などを閲覧した形跡があったという。

共同通信の吉田文和編集局長は「真犯人に近づく目的だったが、取材上、行き過ぎがあった。厳正に指導する」としている。

参考サイト
遠隔操作真犯人アカウントに記者が不正ログインしていた履歴が公開される - satoru.netの自由帳 (id:satoru_net)
http://d.hatena.ne.jp/satoru_net/20130412/1365773143