遠隔操作ウィルス事件・犯人像と冤罪を生む刑事捜査の問題点-ニュース・コメンタリー(2012年10月20日)

今回の事件では、6月29日に横浜市のウェブサイトに同市内の小学校への襲撃予告が書き込まれたのを皮切りに、皇族に対する殺害・襲撃予告や航空機、伊勢神宮爆破予告な­どが、インターネット掲示板やメールなどを通じてこれまでに13回以上行われたというもの。その後、書き込みに使用されたパソコンのIPアドレスをもとに4人の男性が逮捕­され、うち3人は起訴され、1人の大学生は保護観察処分を受けた。ところがその後、押収されたパソコンから遠隔操作ウィルスに感染していた形跡が見つかり、第三者が遠隔操­作ウィルスを使用して犯行を行った疑いがあることが明らかになった・・・・。