沖縄“第2の辺野古”から始まる戦争 高江で何が起きているのか? - 週刊女性(2016年8月4日)

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“やんばるの森”に囲まれた小さな集落に、悲鳴と怒号が飛び交った。
7月22日未明、政府は沖縄県東村高江(ひがしそんたかえ)にある『米軍北部訓練場』のヘリパッド建設工事を強行した。
「森を壊すな!」
「これが民主主義か!」
座り込んで反対する住民に対し、全国から集められた約500人の機動隊は殴りかかり、引き倒し、あるいは首を絞めあげるなどして排除した。
さらに同日、国は名護市辺野古の新基地建設についても強硬策に打って出た。辺野古湾の埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事が政府の是正指示に応じないのは違法だ、との確認を求め、国は沖縄県を相手に新たな訴訟を起こしたのだ。
「県民の気持ちに寄り添う」という安倍首相の言葉とは裏腹に、国の強権によってむき出しの暴力にさらされている沖縄。その北部にある人口150人に満たない高江で今、何が起きているのか。また、これまでに何が起きてきたのか─。

  • 現職大臣が落選した参院選直後の7月11日朝、国がしたこと
  • 昼も夜も1日に何度も、轟音をうならせながら超低空を飛ぶ米軍機が
  • なにがなんでも…という国のやり方は戦前の軍国のよう