有権者「岡田をぶん殴りたい」 進まぬ野党共闘にイラ立ち - 田中龍作ジャーナル(2016年2月14日)

http://tanakaryusaku.jp/2016/02/00012975

「4月衆院解散」情報も流れて選挙が間近に迫るなか、反安倍集会・デモがきょう、渋谷で行われた。(安倍政権NO!大行進in渋谷 主催:同実行委員会)
これまで通り野党が選挙で足を引っ張りあって、これまで通り大敗すれば、改憲されてしまう。きょうの集会・デモも「野党共闘」を呼びかけるものとなった。
民主、共産、維新、社民の議員や元議員がゲストとして招かれた。ところが民主党は「終わった人」を出してきた。野党共闘に対する民主党の姿勢の表れだ。
驚いたことに「終わった人」は、自分を売り込むポスターを持ち込んだ。畳半畳ほどもあるポスターには「民主党菅直人」とデカデカと書かれている。前回の衆院選ではかろうじて最下位で比例復活を果たしただけに焦っているのだ。    
集会の趣旨が分かっていないのだろう。野党各党が自党の選挙だけしか考えなかったことが、安倍政権をモンスターに仕立てあげたのだ。与党を喜ばせてきた「野党バラバラ選挙」を見直そうという集会なのに、菅さんは近づく選挙に向けて自分をアピールすることしか頭になかったようだ。
状況が読めない人物が代表を務めていた民主党に、参加者のイライラは募る一方だ。