安保法案反対の海外在住者 「オーバーシーズ」結成 - 東京新聞(2015年8月28日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015082802000251.html
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安全保障関連法案に反対する海外在住の日本人らが「OVERSEAs(オーバーシーズ)」を結成し、二十八日に東京都内で記者会見を開いて発表した。発起人の武井由起子弁護士は法案が成立すると、海外在住者はテロなどの影響を受ける可能性が高まるが、日本国内の議論に参加しにくいと強調。「国外からの反対の声を届けるプラットホームにしたい」と意気込みを話した。
一週間ほど前からインターネット上で呼び掛け、現在も国外で暮らす人やその経験者らが応じて、約四百人のグループになった。
武井弁護士は「共通するのは危機感。一番影響を受けるのに、蚊帳の外にいる」と指摘。ネットを通じ、国外からの視点を伝えたいという。
法案に反対する活動で注目を集める大学生らのグループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」に触発され、オーバーシーズと名付けた。