虐待に追われる児童相談所 養子縁組に手が回らず…実親記録の保管も不十分 - 産経新聞(2015年8月18日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150817-00000535-san-soci
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生みの親が育てられない乳幼児と、血縁関係のない大人が法律上の親子関係を結ぶ「特別養子縁組制度」。国が制度を推進する一方、平成25年度に縁組を仲介した児童相談所(児相)は全体の約6割にとどまることが厚生労働省研究班の調査で分かった。また、3割近い児相が、実親などに関する記録を一定期間後に廃棄していたことも判明。調査からは、虐待対応で仲介に手が回らないうえ「出自」を知る権利も十分に保障されていない実態が浮かび上がった。