辺野古新基地:山城議長ら「境界線越えてない」と抗議-沖縄タイムス(2015年2月24日)

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http://megalodon.jp/2015-0224-1942-51/www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104428

  • 山城議長は「明らかに不当。嫌がらせ」と抗議
  • 拘束は米軍の判断で、県警との事前調整なし
  • リーダー逮捕を避けてきた県警にいらだちか

名護市辺野古の新基地建設に対する抗議行動のさなか、米軍キャンプ・シュワブに侵入したとして刑事特別法違反の疑いで県警に逮捕されていた沖縄平和運動センターの山城博治議長(62)と男性参加者(63)の2人が23日夜、名護署で釈放された。那覇地検は今後、任意で調べを続ける方針。複数の県警関係者によると、22日の拘束は米軍独自の判断で、県警との事前の調整はなかったという。

釈放された山城議長は「(提供区域との境界を示す)黄色のラインは越えていない。私は騒ぎを抑えようと、皆にとりあえず下がろうと言っただけ。明らかに不当だ」と抗議した。「集会の日に逮捕というのは、嫌がらせだ。だが、逆に県民の怒りに火を付けた」と強調した。