東京の空襲 1400枚の記録 戦後70年機に写真集 20日刊行-東京新聞(2015年1月14日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/metropolitan/20150114/CK2015011402000171.html
http://megalodon.jp/2015-0114-0928-02/www.tokyo-np.co.jp/article/metropolitan/20150114/CK2015011402000171.html

太平洋戦争末期、東京が焦土と化した米軍による空襲の記録を後世に伝えようと、東京大空襲・戦災資料センター(東京都江東区)が編集した大型写真集が今月、刊行される。戦時中に警察や軍関係者が撮影した写真のうち、初公開を含む約千四百点を掲載。センターの主任研究員、山辺(やまべ)昌彦さん(69)は「戦後七十年を機に、遺族の協力でほぼ網羅的に収録できた。体験者の高齢化が進む中、写真が担う役割は大きい」と話す。 (奥野斐)

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「決定版 東京空襲写真集−アメリカ軍の無差別爆撃による被害記録」(早乙女勝元監修、東京大空襲・戦災資料センター編、勉誠出版刊)は今月二十日刊行。A4判約五百ページ、一万二千円(税別)。センターは二月二十五日〜四月十二日に記念写真展、二月二十八日に講演会を開く。問い合わせは、東京大空襲・戦災資料センター=電03(5857)5631=へ。