年のはじめに考える 「戦争しない国」を貫こう-東京新聞(2015年1月8日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015010802000168.html
http://megalodon.jp/2015-0108-0954-11/www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015010802000168.html

安倍晋三政権は自衛隊法など安全保障関連法の改正を目指します。平和を祝う戦後七十年の節目に「戦争のできる国」に戻ってよいはずがありません。

昨年、亡くなった俳優の菅原文太さんは、沖縄知事選に立候補した翁長(おなが)雄志候補の集会で、こう訴えました。「政治の役割はふたつあります。ひとつは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと!」。聴衆は割れるような拍手で賛成しました。

残念ながら、菅原さんの訴えは、与党政治家には受け入れ難いようにみえます。