被爆から「何も学んでいない」 ローマ法王、戦争や核の脅威憂慮-東京新聞(2014年12月1日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014120101001147.html
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ローマ法王特別機中、共同】ローマ法王フランシスコは11月30日夜(日本時間12月1日未明)、世界各地で戦争が起きている現状について「第3次世界大戦といえる」と憂慮、核兵器の脅威にもさらされ、長崎や広島などの被爆の歴史から「人類は何も学んでいない」と嘆いた。訪問先のトルコからの帰途、特別機での同行記者団との会見で語った。

第2次大戦終結から来年で70年になるのを前に、中東をはじめ世界中でテロや紛争が続き、多くの人々が犠牲になっている状況にあらためて警鐘を鳴らした。