http://www.asahi.com/articles/DA3S11220047.html
http://megalodon.jp/2014-0703-0938-37/www.asahi.com/articles/DA3S11220047.html
それでもこの解釈改憲が実現したのは、政府・与党内の力学の結果である。
「戦後レジームからの脱却」を唱えて靖国神社に参拝する首相の後ろ向きのナショナリズム。そこに、「普通の国」と肩を並べるため、対外政策で自衛隊の活用範囲を広げようとする外務・防衛官僚のある種の「国際主義」が結合した。
だが、ナショナリズムと軍事力の結合ほど危ういものはない。賢明な外交がなければ、どんな軍備でも国を守ることはできない。