少年法の有期刑上限20年に 政府、厳罰化へ改正案決定-東京新聞(2014年2月7日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014020701001359.html
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政府は7日午前の閣議で、罪を犯した少年に言い渡す有期刑(懲役・禁錮)の上限を15年から20年に引き上げるなど厳罰化を柱とする少年法改正案を決定した。量刑に幅を持たせる不定期刑の上限も引き上げる。午後に衆院に提出し、今国会での成立を目指す。

犯罪被害者団体を中心に、成人の有期刑が最長30年であるのに比べて少年事件の量刑は軽すぎるとの声が高まり、法制審議会(法相の諮問機関)が法改正を議論。昨年2月に改正要綱を谷垣禎一法相に答申した。

現行の少年法は、成人なら無期刑となるケースで、犯行時18歳未満の少年であれば10〜15年の有期刑にできると規定している。