36の「その他」で指定無限 秘密保護法案条文、ちりばめられた懸念-東京新聞(2013年11月8日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013110890070427.html
http://megalodon.jp/2013-1108-1057-18/www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013110890070427.html


機密を漏らした公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案が七日、衆院本会議で審議入りした。漏えいなどの場合に最高懲役十年の対象になる「特定秘密」が政府の一存で指定され、意のままに広がっていく恐れがある。政府は「特定秘密の範囲は限定している」と説明するが、条文にちりばめられた三十六の「その他」の文字が、特定秘密の範囲を無限に広げる根拠となる懸念をはらんでいる。