大分地裁で裁判員、被告を怒鳴る / 弁護側が一時解任求める-佐賀新聞(2013年10月24日)


http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.2571135.article.html

傷害致死罪に問われた少年(17)に対する大分地裁(真鍋秀永裁判長)の24日の裁判員裁判で、男性の裁判員が法廷で被告の少年を怒鳴りつけ、弁護側が一時、この裁判員の解任を地裁に申し立てる珍しい場面があった。
 この日の公判では、遺族が「(少年から)手紙は受け取ったが、反省の様子がみえない」と陳述した。検察側は懲役5年以上10年以下の不定期刑を求刑。裁判長に「自分の言葉で言っておきたいことは」と尋ねられた少年が「ありません」と答えたところ、裁判員の男性が「特にないとはなにごとか」と怒鳴った。

(コメント)
この裁判員はその役割を何か勘違いしていますよね。
刑事裁判というものがどういうものかわかっていない。
まして17歳少年です。表現する言葉を持てていない少年だと思います(弁護人は「発達障害の疑いがある」と主張し少年院送致を求めています)。