PC遠隔操作 匿名化ソフト「使った」 容疑者、事件関与は否認-読売新聞の記事(2013年2月16日)

読売新聞朝刊の38ページに書かれている当該記事は新聞紙面のみの記事でネット上に同じ記事はありませんでした。

遠隔操作事件の被疑者、ウイルス作成に使われた言語は使うことができないと弁護士に話す。

(本当なら大問題)高木浩光さんによる「遠隔操作ウィルス事件の容疑者が、C#での開発経験が無かった可能性」に関する考察
高木浩光さんによる遠隔操作ウィルス事件に関する考察のまとめです。

http://togetter.com/li/456852

本当ならば、話がひっくり返るレベルの大問題かもしれません。

読売新聞の記事によると、(接見した弁護士の話として)、「容疑者はウィルス作成に使われたC#(.NET Frameworkの開発環境)を使う事ができない」と主張しているそうです。

そもそも個人的にも、(逮捕の経緯が経緯だっただけに)警察からの続報などで「自宅からウィルスのソースコードが発見された」などの続報が何故出てこないのか?
と不思議だったのですが、もし、今回の話が正しくて、「そもそも容疑者の自宅や会社から、C#の開発環境そのものが見つからなかった場合」、誤認逮捕の可能性が激増する可能性も強くなり、仮に万が一「また誤認逮捕」だったという話になった場合の警察の信用度が地に墜ちるとかでは済まないレベルになるかと思えますので、本件非常に重要な話だと思います。