http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080704mog00m010029000c.html
◇身近な人の鳩山評
■「裏表の感覚ない王様」
身近な人に鳩山評を聞いてみた。正直、子どもっぽい、人情家、強情、努力家、野心なし−−。写真のように覚える直観像記憶があるのでは、との推測まで飛び出した。
「本質は芸人。受けるか、受けないかがすべて」。あるメディア関係者は批判する。「注目させて、ほめられたら万歳。もっと受けようとして放言する。死刑囚の人権など後からつけた理屈だ」
一方、元秘書で、ジャーナリストの上杉隆氏は「普段の発言が報道されただけ。大臣はプラスマイナスなしにそのまま。深読みすべきではない」。
物心ついたときは、祖父は総理大臣、父は大蔵官僚。音羽の邸宅には常に政治家、記者、秘書がうろうろしていた。「普通の人にとって公式な世界が、鳩山氏にとってはプライベート。だからオンオフ、裏表の感覚が育たなかった」というのが上杉氏の分析だ。他人が家で生活していても、どんな相手に出会っても、緊張することも怖がることもない。つまり王様だ。取材の際も、目の前でランニングシャツとパンツになって、スーツに着替えていた。
特集ワイド:鳩山法相インタビュー詳細(1)「刑場は見に行った」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080704mog00m010035000c.html
特集ワイド:鳩山法相インタビュー詳細(2)「彼らは正義のために処刑された」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080704mog00m010036000c.html
特集ワイド:鳩山法相インタビュー詳細(3)「風も光もジャムなんだ」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080704mog00m010037000c.html
特集ワイド:鳩山法相インタビュー詳細(4)「兄弟で新党つくりたい」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080704mog00m010038000c.html