「福島も沖縄も国の犠牲に」辺野古座り込みの女性 - 沖縄タイムス(2015年11月15日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151115-00000006-okinawat-oki
http://megalodon.jp/2015-1115-1100-35/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151115-00000006-okinawat-oki

名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では15日も早朝から、新基地建設に反対する市民ら約30人の抗議行動が続いている。工事車両の進入や機動隊の目立った動きはなく、朝の集会では参加者らがそれぞれの思いをスピーチ。デモ行進の後、『沖縄を返せ』を歌って気持ちを高めた。
実家が福島県西郷村の酪農家という埼玉県の64歳の女性は、9日から10日間の日程で辺野古にやってきた。「強大な権力に対し、県民が素手で対抗している構図がはっきりと見えた」と話す。
東日本大震災時は原発事故による放射性セシウム検出で、実家の牛乳が1カ月以上の出荷停止、牧草は2年以上も廃棄処分を強いられたという。「国の犠牲になっているのは、沖縄と共通している。座り込みに参加することで、沖縄への共感や知識を高めたい」と語った。

「おかしいぞ日本のテレビ!」フランス同時多発テロを報道しない在京メディアに各界有識者がいっせい非難 - NAVER まとめ( 2015年11月14日)

http://matome.naver.jp/odai/2144746807746818901

フランス・パリで13日夜(日本時間14日早朝)に発生したテロ事件。全世界が注目を寄せ、CNNやBBCなど国際的な有力マスコミは特別報道体制を敷いている。しかし日本のテレビ局は一切報道していないという「異常事態」にあらゆる有識者らが危機感を寄せている。

「ああ、巴里(ぱり)の黄昏(たそがれ)! 其(そ)の美しさ… - 東京新聞(2015年11月15日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015111502000128.html
http://megalodon.jp/2015-1115-1045-59/www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015111502000128.html

「ああ、巴里(ぱり)の黄昏(たそがれ)! 其(そ)の美しさ、其の賑(にぎや)かさ、其の趣きある景色は、一度巴里に足を入れたものの長く忘れ得ぬ、色彩と物音の混乱である」
若き日々、パリに熱狂した永井荷風は『巴里のわかれ』でこう芸術の都の魅力を力説している。そして嘆いた。「自分は何故一生涯巴里に居られないのであらう」。荷風の心を奪った艶(あで)やかなパリの「色彩と物音の混乱」。それは音楽や人声、料理の皿の触れ合う音が奏でた。
その日の「混乱」は違った。自動小銃の発射音、爆発音、悲鳴。それが重なる狂気の「混乱」。パリの同時テロ事件である。百二十人を超える死者数。パリでこれほどの犠牲者が出たのは第二次世界大戦中以来という。まさに戦場になった。
パリという夢見がちな場所。晩秋。金曜夜。レストラン。コンサート会場。サッカー場。場所と時間帯だけを読めば、本来、いずれも魅力的で、幸福を想起させる言葉である。そこにテロという言葉が加わる。一瞬にして悪夢となる。
一月のテロ事件や、開催迫る国際会議を受け、警戒を強めていたはずのパリである。それでもテロは起きる。いつでもどこででも起こりえる。恐怖に揺れたのは、パリだけではない。地球というわれわれの足元全体が揺れている。
「フランスよ、永世(とこしえ)に健在なれ」。荷風はパリを離れる時、祈った。「人類よ」「世界よ」と置き換え、祈る。

パリ同時多発テロ事件、仏国営24ライブ放送中
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