「福島も沖縄も国の犠牲に」辺野古座り込みの女性 - 沖縄タイムス(2015年11月15日)

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名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では15日も早朝から、新基地建設に反対する市民ら約30人の抗議行動が続いている。工事車両の進入や機動隊の目立った動きはなく、朝の集会では参加者らがそれぞれの思いをスピーチ。デモ行進の後、『沖縄を返せ』を歌って気持ちを高めた。
実家が福島県西郷村の酪農家という埼玉県の64歳の女性は、9日から10日間の日程で辺野古にやってきた。「強大な権力に対し、県民が素手で対抗している構図がはっきりと見えた」と話す。
東日本大震災時は原発事故による放射性セシウム検出で、実家の牛乳が1カ月以上の出荷停止、牧草は2年以上も廃棄処分を強いられたという。「国の犠牲になっているのは、沖縄と共通している。座り込みに参加することで、沖縄への共感や知識を高めたい」と語った。