山本大臣祝賀会で今治市職員が事務「法に反しない」 - 愛媛新聞ONLINE(2019年2月14日)

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1月26日(土曜日)に今治市内で開かれた同市出身の山本順三国家公安委員長兼防災担当相(自民党参院愛媛選挙区)の大臣就任祝賀会で、菅良二市長らが発起人となり、市職員が受け付けなどの事務を担当したことが13日分かった。地方公務員法は一般職員の特定政党・内閣支持や政治的行為、職員への政治的行為の要求を禁じているが、市は「会は政治活動でなく儀礼。特定の政治家・政党を応援するものでもなく法に反しない」としている。
市や出席者らによると、祝賀会は午後1時から開催。菅市長ほか市議会議長、今治商工会議所会頭、山本氏の後援会長を発起人に、県内の議員や知事、市理事者、各種団体・企業代表ら上島町を含む地元関係者約240人が出席した。
案内状返信・問い合わせ先は儀式や市長秘書などを担う市総務調整課が務め、受け付けは市総務部と議会事務局職員十数人と今治商議所関係者計約20人が行って終了後に解散。1万円の会費領収書には同課内発起人会事務局の事務取扱者の課長の名字印を押した。
同課は事務を行ったことについて「他の発起人関係者とともに自然発生的に担い(問い合わせ対応などを除き)基本的に勤務時間外に対応した」と説明。職員への事務担当指示の有無などに関する市長コメントは「連絡が取れず出せない」としている。
山本氏は「招待してもらっただけ。今治市のことでもあり、コメントのしようがない」と話した。

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