https://www.shinmai.co.jp/news/world/article.php?date=20190128&id=2019012801001665
http://archive.today/2019.01.28-070237/https://www.shinmai.co.jp/news/world/article.php?date=20190128&id=2019012801001665
毎月勤労統計の不正を巡り、一連の問題を調べた「特別監察委員会」（委員長・樋口美雄労働政策研究・研修機構理事長）による幹部職員への聴取に、厚生労働省の定塚由美子官房長が立ち会い、職員に質問していたことが２８日、分かった。一部聴取はメールのみだったことも判明した。
監察委が２２日公表した調査報告書は「組織的な隠蔽は認められない」と結論付けた。課長補佐級以下は身内だけで聴取したことが既に判明している。「外部有識者による第三者調査」という中立性の前提がさらに崩れた格好だ。２８日開会の国会審議で野党は、根本匠厚労相の責任について、罷免も含めて厳しく追及する方針だ。
