福井3原発、噴火の影響見直しへ 鳥取・大山の降灰、想定超か - 共同通信(2018年11月21日)

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原子力規制委員会は21日、福井県関西電力美浜、大飯、高浜の3原発について、約200キロ離れた鳥取県の大山が噴火した場合、想定を超える火山灰が降り積もる可能性があるとして、影響評価を見直す方針を決めた。
いずれも規制委が新規制基準に適合と認めた原発で、影響評価の見直しは異例。規制委は今後、具体的な手順を検討する。既に再稼働している大飯3、4号機、高浜3、4号機の停止は求めない。
関電は再稼働の審査申請の際、大山噴火による3原発敷地内への降灰の厚さを、シミュレーションなどに基づき10センチと想定し、安全性に問題ないと主張。規制委は妥当とし審査合格させた。