過労死ライン超えの教員、公立校で半数 仕事持ち帰りも - 朝日新聞(2018年10月18日)

https://www.asahi.com/articles/ASLBL5F94LBLUTIL031.html
http://archive.today/2018.10.18-235605/https://www.asahi.com/articles/ASLBL5F94LBLUTIL031.html

連合は18日、公立学校教員を対象に緊急調査を実施した結果、半数が過労死ラインとされる週60時間以上の勤務を超えていたと発表した。「時間内に仕事が処理しきれないか」という質問には8割以上が「とてもそう思う」または「まあそう思う」と答え、20代と30代では9割以上に上った。
調査は9月、公立学校教員1千人を対象にインターネット上で行われた。それによると、1週間の平均勤務時間は平日で約56時間、休日で約6時間で計約62時間だった。約6割の教員が管理職から「早く退勤するように」言われた経験があったが、このうち約7割は「仕事の量を減らしてから言ってほしい」と考え、4割以上が「持ち帰り仕事が増え、総労働時間は変わらない」と回答した。